堺散策
2014年 11月 06日
10月25日
神奈川県から前の勤め先の後輩ぴろこちゃんが出張がてら遊びに来てくれたので、堺へ遊びに行きました。
テーマはずばり「利休にゆかりのある地をたどってみよう」です。戦国鍋TV好きをこじらせすぎだ!
天王寺からちんちん電車(ちん電という愛称ににちょっと興奮したのは秘密だ・阪堺電車)で堺へ入ります。
古い町並みもあって素敵です。
まずは開店直後、かん袋の「くるみ餅」を食べに行きました。
堺の超!超!!有名なお菓子。鎌倉末期創業で、屋号は秀吉につけられたというお店なのできっと千利休も食べたはず。
お店でだけ食べられる「氷くるみ餅」をオーダー。くるみ餅自体はかなり甘いので、氷と合わすとさっぱりするのが良い
一度は食べてみたい憧れのお菓子だったので、大満足です。
その後は千利休好みのお茶室・実相庵がある南宗寺。
徳川家康が後藤又兵衛の刃に倒れ、こちらに祀られたという伝説があるそう。
お昼は「飯炊き仙人」こと村嶋孟さんが店主で有名な食堂銀シャリへ。御年82歳で今年引退と聞いてたんですがバリバリ働いてらっしゃいました。
で、仙人の炊いたご飯は…意外と柔らかめで…ふ、ふつう?
でもおかずが絶品でごはんにすごく合う。ごはんだけが主張してるのでなく、おかずとのバランスが有名である理由なのかも。
その後は
千利休屋敷跡(工事中なのでフェンス外から)
開口神社
肉桂餅が有名な八百源
妙国寺。
大坂夏の陣直後に建てられた非常に珍しい町屋・山口家住宅
河口慧海も通った寺子屋・清学院
最後は大急ぎで百舌鳥古墳群へ。
日本最大の前方後円墳・仁徳天皇陵古墳(大仙(山)古墳)が目的地です。
教科書で散々見た古墳が今目の前に…!!!
しかし航空機で上空から見ないと、あの全貌は見えないのだそう。
近くで見ると…森だな…とりあえずデカい!
今回廻ったすべての寺院・施設で、ボランティアの方が無料でガイドをしてくださいました。
勉強になりましたし、何より皆さんから貿易都市・商業都市堺へのプライドと郷土愛強く感じました。
戦で、戦争で、何度も炎に舐められた地ですが、そのたびに逞しくよみがえった堺は、そんな郷土愛あふれる商人たちによって守られているんだなと思いました。
利休ゆかりのお茶室に行きそびれたし、また堺に行ってみたいです。